ごあいさつ

陶芸作家・前沢幸恵のウェブサイトにお越しいただき、ありがとございます。
よく実際の展示会では、
これは何焼きなんですか?とかガラスでできているんですか?と聞かれることも多いです。
私は「滲透彩磁」を始め、技法自体をオリジナルで研究して制作しています。

陶芸の歴史は長く表現方法は数多広がっていますが、まだ誰も見たことのない新しい表情を求めて、日々研究・作陶しています。
このサイトでも、不思議だなとか、おもしろいな、など
私、前沢幸恵の作品に興味を持っていただけるそんなきっかけになれば幸いです。

From Studio mini gallery store

お手元で作品を身近に感じていただけますように、工房からお届けいたします。

作品コンセプトについて

私は、「滲透彩磁」「黒金彩粒結晶」「線滲み染め青釉彩」など、技法や作り方からオリジナルで編み出して制作しています。
陶芸はそれまで制作していた作品が、一旦自分の手を離れ、窯の中で高温で焼成することにより、全く別の物質へと変化します。
そしてこの化学変化は陶芸だけであり、「やきもの」最大の面白みだと思います。

もしこの素材とこの素材が焼成して結びついたら綺麗かもしれないとか、この素材にこの成分を足して焼いたら面白い何かが生まれるのではなど、仮定して何度も何度もテストを繰り返す。
そうした中から生まれてきた表情からインスピレーションを受けて、それを作品へと実現化していく。
面白い・きれい・美しい・不思議・かっこいい、
そんな土や釉薬の新しい表情に出会いたくて、日々研究・作陶しています。